せどりはオフェンスよりも、ディフェンスが大事です。
むしろ、ディフェンスだけやっていればせどり事業は大きくなっていきます。
だからこそ、本書を執筆しました。
せどりで稼げない人は、
× 仕入れができない(リサーチ力足りない)、行動量が足りない
○ ディフェンスの知識がない
という事実があります。
私もこれだけやってきたからせどり事業がある程度まで大きくなり、基盤が硬い状態で操業できています。
つまり、固まった土台を作ることを優先しなければなりません。
というより、しないとアウトです。
本書はせどり事業者向けに、せどりの土台作りに特化した教科書です。
そして意外にも、せどりで抑えるディフェンス事項はたったの6つのみで、それを私は『土台』と呼んでいます。
せどりをやるなら、まずはこれをやってください。
せどりの土台は、
①クレジット管理
②販売管理費の見える化
③仕入れ管理表の記入
④在庫の性質の理解
⑤月次の振り返りの仕組み化
⑥正しい目標設定
この6つです。
この6つはもっとも大事で、すべて実践しないと土台は固まりません。
私の場合、せどりの土台を固めたらどうなったかというと、
1.廃業しない仕組みができた
→本書で解説します
2.スムーズにスケールアップができた
→失敗しないので、伸びるしかない。
本書で学習することによってせどりの土台が築け、利益体質に近づくことが可能です。
なぜこの6つの土台が重要なのか?というと・・
せどりがスケールしないことの原因や、失敗して廃業する原因の99%以上がこの6つの不足で起きています。
①クレジットカード管理
▶︎いくらまで仕入れが出来るのか?枠が足りるのか?が把握できない。
請求支払いまでのリードタイムを上手く使えない。
②販売管理費の見える化
▶︎利益計算ができず、黒字なのか赤字なのか分からない。
ビジネスがスケールしない。無駄遣いが多くなる。
③仕入れ管理表の記入
▶︎いくら仕入れているか分からないので進捗が分からない。
目標が達成できているか分からない。
④在庫の性質の理解
▶︎理解していないと資金ショートの可能性があり最悪、黒字倒産になる。
銀行残高が増えない(※重要)。
⑤月次の振り返り仕組み化
▶︎反省点を次月に活かせず次月の目標が立てられない。
毎月同じことの繰り返しになる。
⑥目標の設定
▶︎利益を達成するKPI(目標を達成させる為の数字)が見えない。
つまり、6つの不足を補うことができれば、せどりで失敗するリスクが軽減するということです。
本書は、全部で9つの章から成り立っています。
1章では、せどりを始めるにあたって大切な考え方をお伝えしています。
ただ闇雲にせどりを行うのではなく、せどりについてしっかり理解した上で始めることで利益を生み出し、失敗を防ぐことができるので、しっかり読んで学んでください。
2章以降では、せどりで固まった土台を作るポイントについて解説しています。
第1章から順番に学んでいってください。
順番に学んでいくことにより6つの土台が効率良く学べ、構築できるよう設計されています。
また、本書の感想をX(Twitter)で引用リポストしていただくことで、各テンプレートと過去有料で販売していた動画コンテンツをプレゼントいたします。
是非、せどりの土台作りを頑張って構築していただき、健全な経営ができるよう、せどり事業に取り組んでいただければと思います。
はじめに
第1章:せどりの考え方
①せどりは9割が辞めていく
②せどりの原理原則
③せどりの2大特徴
④利益を出すためには?
「安く買って定価で売る」
「安く買って高値で売る」
「定価で買って高値で売る」
「高値で買ってもっと高値で売る」
第2章:クレジットカード管理について
①クレジットカードの表を作成する
②クレジットカードは締日を意識する
③足りないクレジットカードを作成しよう
第3章:販売管理費について
①販売管理費は必ず把握するべし
②販売管理費の管理方法
③販売管理費のデータを活かす方法
第4章:ROIと利益率
①ROIと利益率の違いについて
②利益率を上げるとどのようなメリットがあるか?
③注意点
第5章:販管費を元に損益のシミュレーション
①損益の出し方について
②Amazonの売り上げの内訳と原価と仕入れ額の違いについて
③販管費が5万円の場合、損益プラスマイナス0にするためのシミュレーション
④販管費が5万円の場合、損益をプラス10万円にするためのシミュレーション
第6章:仕入れ管理表について
①仕入れ管理表の記入の目的
②仕入れ管理表の記入の仕方
③目標を達成させるために
第7章:在庫について
①在庫の性質を知ろう
②黒字倒産とは?
③罪庫額・在庫額を把握することの重要性について
④環境に合わせて戦い方を変えよう
第8章:月次の振り返りについて
①1ヶ月の振り返りを作ってみよう
第9章:目標設定の作り方
①実粗利と見込利益の乖離を計算する
②目標見込利益額・目標仕入れ額を算出する
③稼働日数を決めて日割り目標を出す
最後に
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