ピュアモルトとブレンデッドの違い|竹鶴と響で分かりやすく解説

ピュアモルトとブレンデッドの違い|竹鶴と響で分かりやすく解説
ウイスキーを選んでいると、「ピュアモルト」や「ブレンデッド」という言葉を目にすることがあります。
この2つの大きな違いは、どのような原酒を組み合わせているかという点です。
今回は、日本を代表するウイスキー「竹鶴」と「響」を例に、ピュアモルトとブレンデッドの違いを分かりやすく解説します。
■ 竹鶴は「ピュアモルト」
竹鶴は、ピュアモルトウイスキーに分類されます。
ピュアモルトとは、簡単にいうと「モルトウイスキーだけをブレンドしたウイスキー」です。
モルトウイスキーは、大麦麦芽(モルト)を原料として造られます。
竹鶴は、ニッカウヰスキーが持つ複数のモルト原酒をブレンドすることで、豊かな香りと味わいを生み出しています。
つまり、
「モルト原酒+モルト原酒=ピュアモルト」
というイメージです。
■ 響は「ブレンデッドウイスキー」
一方、響はブレンデッドウイスキーです。
ブレンデッドウイスキーは、基本的に「モルトウイスキー+グレーンウイスキー」をブレンドして造ります。
響には、サントリーが所有する山崎・白州などのモルト原酒に加え、知多などのグレーン原酒も使用されています。
そのため、竹鶴のような「モルト原酒だけ」のピュアモルトではなく、モルトとグレーンを組み合わせたブレンデッドウイスキーとなります。
■ 竹鶴と響の違いを比較
【竹鶴】
分類:ピュアモルト
モルト原酒:使用
グレーン原酒:使用しない
特徴:モルト原酒による豊かな香りや味わい
【響】
分類:ブレンデッドウイスキー
モルト原酒:使用
グレーン原酒:使用
特徴:モルトとグレーンを組み合わせたバランスの良い味わい
■ 「ピュアモルト=一つの蒸溜所」ではない
ここは少し注意したいポイントです。
「ピュアモルト」という名前から、「一つの蒸溜所だけで造られたウイスキー」と思われることがあります。
しかし、必ずしもそうではありません。
複数の蒸溜所で造られたモルトウイスキーをブレンドしていても、グレーンウイスキーを使用していなければ、ピュアモルトに分類されます。
一方、モルトウイスキーとグレーンウイスキーを組み合わせたものが、ブレンデッドウイスキーです。
■ まとめ
竹鶴と響の違いを簡単に覚えるなら、
「竹鶴=モルト原酒だけをブレンドしたピュアモルト」
「響=モルト原酒とグレーン原酒をブレンドしたブレンデッド」
と覚えると分かりやすいでしょう。
同じ日本を代表するウイスキーでも、使用する原酒の種類や組み合わせによって、それぞれ異なる個性と味わいが生まれています。
ウイスキーを選ぶ際には、「ピュアモルトなのか」「ブレンデッドなのか」という違いにも注目してみると、より深くウイスキーを楽しめるでしょう。

