【初心者向け】パソコンのCPUとGPUの違いとは?失敗しない選び方を徹底解説

【初心者向け】パソコンのCPUとGPUの違いとは?失敗しない選び方を徹底解説

パソコンを購入するとき、「CPU」や「GPU」という言葉をよく目にします。

しかし、

「CPUとGPUは何が違うの?」
「どちらを重視すればいいの?」
「高性能なCPUやGPUを選べばいいの?」

と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

結論からいうと、CPUとGPUはそれぞれ得意な仕事が違います。

この記事では、パソコン初心者でも分かるように、CPUとGPUの違いから用途別の選び方まで詳しく解説します。

CPUとGPUの違いを簡単に説明すると?

まずは非常に簡単に考えてみましょう。

CPU=パソコン全体を動かす頭脳

GPU=映像や画像などの大量の計算を得意とする専門家

というイメージです。

CPUは、Webサイトの閲覧、WordやExcel、アプリの処理など、パソコンのさまざまな処理を担当します。

一方、GPUはゲームの映像処理や動画編集、3DCG、AI画像生成など、大量の計算が必要になる処理を得意としています。

そのため、パソコンを選ぶときには「CPUとGPUのどちらが高性能か」だけではなく、「自分が何にパソコンを使うのか」を考えることが重要です。

CPUとは?

CPUは「Central Processing Unit」の略で、日本語では「中央演算処理装置」と呼ばれます。

パソコンのさまざまな処理を担当する、いわば「パソコンの頭脳」です。

例えば、

・Webサイトを見る
・WordやExcelを使う
・メールを送る
・アプリを起動する
・プログラムを実行する
・ファイルを処理する

といった基本的な作業でCPUが活躍します。

そのため、どのようなパソコンを購入する場合でも、CPUは重要なパーツです。

GPUとは?

GPUは「Graphics Processing Unit」の略です。

名前の通り、もともとは画像や映像を処理するためのプロセッサーです。

特に大量の計算を並列して処理することが得意なので、現在ではゲームだけでなく、動画編集、3DCG、AIなどにも利用されています。

GPUが重要になる代表的な用途は、

・PCゲーム
・4K動画編集
・3DCG制作
・Blenderなどの3Dソフト
・AI画像生成
・高解像度の映像処理

などです。

CPUとGPU、どちらを重視すればいい?

これはパソコンの用途によって変わります。

ネット・YouTube・Office・ブログならCPU重視

Web閲覧、YouTube、Word、Excel、ブログ執筆などが中心なら、非常に高性能なGPUは必要ありません。

例えば、

Core i5 / Ryzen 5クラスのCPU+内蔵GPU

でも十分なケースが多いでしょう。

GPUに予算をかけるよりも、メモリやSSDの容量を増やしたほうが、実用上の満足度が高くなることがあります。

PCゲームならGPU重視

ゲームをする場合はGPUの性能が非常に重要です。

ゲームの映像を高画質・高フレームレートで表示したい場合、GPUの性能がゲームの快適さに大きく影響します。

ゲーム用PCでは、

CPU+高性能GPU

という組み合わせを考えることが重要です。

ただし、ゲームによって必要な性能は大きく異なります。

軽量なゲームなら比較的低価格なGPUでも十分ですが、最新の3Dゲームを4K・高画質でプレイする場合は、より高性能なGPUが必要になります。

動画編集ではCPUとGPUの両方が重要

動画編集の場合は、CPUとGPUのどちらか一方だけを強化すればいいわけではありません。

動画のエンコードや編集ソフトの処理などではCPUが重要になります。

一方、エフェクトや映像処理などではGPUが活躍します。

そのため動画編集用PCでは、

Core i7 / Ryzen 7クラス+RTXシリーズ+32GBメモリ

といった構成が候補になります。

編集する動画の解像度や使用するソフトによって必要な性能は変わります。

AI画像生成ではGPUが特に重要

AI画像生成を目的にパソコンを購入する場合、GPUは特に重要なパーツです。

例えばStable DiffusionなどのAI画像生成では、GPUの性能だけでなく、VRAM容量も重要になります。

VRAMには、

・8GB
・12GB
・16GB
・24GB

などがあります。

AI画像生成を目的とする場合は、GPUの処理性能だけではなく、必要なVRAM容量も確認しましょう。

CPUの選び方

CPUを選ぶときは、単純に「Core i7だから高性能」と判断しないことが重要です。

CPUには世代やモデル、コア数、消費電力などさまざまな違いがあります。

例えば同じ「Core i7」という名称でも、世代が違えば性能が大きく異なる場合があります。

そのため、

CPUのブランド名だけではなく、具体的な型番まで確認する

ことをおすすめします。

GPUの選び方

GPUを選ぶときは、まず「本当にGPUが必要なのか?」を考えてみましょう。

ネット閲覧やOffice、ブログなどが中心なら、CPUに内蔵されているGPUで十分な場合があります。

一方、

・ゲーム
・動画編集
・3DCG
・AI画像生成

などを行うなら、独立したGPUを搭載したパソコンを検討しましょう。

特にAI用途では「GPUのVRAM容量」も重要です。

メモリも重要

パソコンを選ぶときは、CPUやGPUだけでなくメモリ容量も確認しましょう。

現在の一般的な用途では、16GB程度あると安心です。

より重い作業をするなら32GB以上を検討するとよいでしょう。

メモリ容量の目安

メモリ用途の目安
8GB最低限の用途
16GB一般的な用途におすすめ
32GB動画編集・重い作業など
64GB本格的な動画編集・AIなど
128GB専門的な用途

これからパソコンを購入するなら、一般用途でも16GB以上をひとつの目安にするとよいでしょう。

SSDの容量も確認しよう

パソコンの保存容量も重要です。

現在はHDDよりもSSDを搭載したパソコンがおすすめです。

SSDはデータの読み書きが高速なため、Windowsの起動やアプリの起動などが快適になります。

容量の目安としては、

256GB → 少なめ

512GB → 一般用途なら十分

1TB → 余裕がありおすすめ

2TB → ゲームや動画を大量に保存する人向け

と考えると分かりやすいでしょう。

用途別のおすすめスペック

最後に、用途ごとの大まかな目安をまとめます。

用途CPUGPUメモリ
ネット・動画Core i3~i5 / Ryzen 3~5内蔵GPU16GB
Office・ブログCore i5 / Ryzen 5内蔵GPU16GB
プログラミングCore i5~i7 / Ryzen 5~7内蔵GPU~RTX16~32GB
動画編集Core i7 / Ryzen 7RTX 5060~32GB
PCゲームCore i5~i7RTX 5060~507016~32GB
AI画像生成Core i7 / Ryzen 7RTX 5070~32GB以上
3DCG・本格編集Core i7~i9 / Ryzen 7~9RTX 5070~5080以上32~64GB

※必要な性能は、使用するソフトやゲーム、解像度、設定などによって変わります。

まとめ

パソコン選びで重要なのは、「一番高性能なパーツを選ぶこと」ではありません。

自分の用途に合った性能のパーツを選ぶことが重要です。

CPUはパソコン全体の処理を担当する重要なパーツ。

GPUはゲーム、動画、3DCG、AIなど、大量の画像・映像処理を得意とするパーツです。

例えばブログやネット閲覧が中心なら、無理に高性能GPUを搭載する必要はありません。

一方、ゲームやAI画像生成をするならGPUが非常に重要になります。

パソコンを購入するときは、

①用途を決める
②CPUを選ぶ
③GPUが必要か判断する
④メモリ容量を決める
⑤SSD容量を決める

という順番で考えると、必要以上に高いパソコンを購入してしまう失敗を防ぎやすくなります。

「高性能なパソコン=良いパソコン」ではありません。

自分の使い方に合ったパソコンこそ、コストパフォーマンスの高いパソコンです。